Amazonで自己配送していると、決められた日数以内に発送しないと出荷遅延になってしまいます。
お盆休みや年末年始に長期休暇を取るときは、「休暇設定」を行って注文が入らないようにしておく必要があります。
休暇設定の種類
休暇設定には、休暇中も注文を受ける場合と注文を受けない場合の2パターンがあります。
休暇中は注文を受けない場合
注文を受けない場合は、セラーセントラルから出品ステータスを「停止中」に変更します。
これであなたの商品はアマゾンのユーザーから見えなくなり、注文が入らない状態になります。
休止中から出品中に変えれば、ワンクリックで元の通り出品されるようになります。
設定方法
- セラーセントラルにログイン
- 画面右上「設定」
- 「出品用アカウント情報」
- 「休止設定」(出品ステータス内)
- アクティブ→休止→保存
休暇中も注文を受ける場合
休暇中も注文を受ける場合は、出荷遅延になることを防ぐために、出荷までの日数を延ばします。
在庫管理画面から1商品ずつ変更するか、アマゾン公式の出品ファイル(Excel)で一括変更する方法があります。(大口出品のみ利用可能)
Amazon公式PDFで詳しいやり方が解説してあるので、ご確認ください。
休暇設定時の注意点
FBAの商品について
アマゾンの出品ステータスを「休止中」にしていても、FBA商品は出品されたままです。(個別に出品停止しなければ出品されたまま)
FBA商品の発送作業は、Amazonが代行してくれるので、問題はありませんが、商品や発送に関して購入者から問い合わせが来た場合は、自分で対応する必要があるので注意してください。
余談ですが、年末年始は自己配送の出品者の多くが出品を休止するため、出品者数が減り、相場もかなり上がります。
売れやすく、かつ利益も多くなるため、FBA出品者のメリットでもあります。
自己配送で「保留中」の商品について
自己配送で売れた商品は、一旦「保留中」ステータスとなり、支払いの確認が取れた段階で「未出荷」ステータスとなります。
よって、たとえ出品休止中にしていても、休止にする前から保留中になっていた商品に関しては、注文が確定して発送しなければならない状態になる可能性があります。
コンビニ払いは、支払いまでに7日間の支払い猶予期間があるため、この状態になりやすいです。
この状態で決められた出荷時間を過ぎると「出荷遅延」となり、顧客満足度指数のパーセンテージが下がるので注意して下さい。
店舗名に休暇情報を表示してクレームを防ぐ
休暇中も注文を受けていると、購入者はすぐに発送してくれると思い込みます。
そこで、アマゾンの店舗名の欄に発送を休む旨を表示しておくとクレーム防止になります。
例えば次のような感じです。
「○○ストア│年末年始はお休みです。年始は1月5日から発送開始」
店舗名の変更はセラーセントラルの「出品者アカウント情報」→「出品者のプロフィール」で設定できます。

参考になれば幸いです。