あなたは自己配送とFBAのどちらで販売していますか?
今まで私は100%FBAで販売してきたのですが、あるときから自己配送メインに切り替えました。
今回は、自己配送に切り替えたところどのような効果があったのかお伝えしていきます。
(2016.9.12追記:当記事は以前古本をメインに扱っていた時代の話です。現在は扱う商品が変わったので、ほぼFBA中心に販売しています)
なぜFBAを使っていたのか?
FBAで販売すると、梱包・発送の手間がかからないのがメリットなのですが、
手数料が高いのが大きなデメリットです。
売れ残り商品にも在庫保管手数料がかかるので、大型商品が多いとけっこうな負担になります。
その中で、あえて今までFBAで販売してきたのには理由があります。
何と言っても、意識していたのは、「評価数を集める」事です。
お客様が安心して購入できるストアになるには販売実績が必要です。
単価の高い商品を扱うなら尚更評価が必要でしょう。
本は商品に付加価値をつけるのが難しい為、FBAで販売することによって、お急ぎ便や日時指定ができることを武器にしたかったのです。
私の場合、お客様に評価リクエストのメールを送ったりしてやっと販売数の20%程度評価がもらえるといった状況なので、何より販売数を増やす必要が有りました。
必然的に、仕入れの時間を確保する事が最重要となるので、梱包や発送にかけている時間は無かったのです。
ですから、クリーニング・梱包・発送の全てを外注してきました。
並行して、梱包・発送をFBAより安くする為の仕組みを作る為に対策を打ちました。
FBAから脱出するための方法
具体的な方法は、
- 梱包・発送・顧客対応の業務マニュアルを作成
- 外注さんと条件交渉
- 郵便局と送料交渉、梱包用品を卸売価格で購入
の3点です。
結果
- 受注が入り次第、24時間以内に発送される体制を確立
- FBAより遥かに安い報酬で外注できた
- ゆうメール500グラム以下は送料77円にできた。
これでかなり利益が残ります。
これまでは1点商品が売れたら
- カテゴリー成約料
- 出荷作業手数料
- 発送重量手数料
- 販売手数料
の手数料を取られていましたが、
今後は出荷作業手数料と発送重量手数料がなく、しかも送料には販売手数料がかかりません。
加えて在庫保管手数料も無くなります。
もちろん外注さんの報酬はかかりますが今までよりは確実に利益の残る体制になりました。
あなたも最初はFBAで販売して評価を集めてから自己配送メインに切り替えていってはいかがでしょうか。