Amazonマーケットプレイスは1つのカタログに出品者が相乗りする形式なので、他店鋪との差別化がしにくいです。
数少ない差別化の手段である店舗名の変更方法を解説します。
はじめに
Amazonで販売する上で、どのような店舗名をつけるかは重要なポイントなのですが、その重要性を理解している人は多くありません。
店鋪名は簡単に変えられるため、いろいろ試してみて、お客様の反応や注文の推移を観察して下さい。
出店して間もない時期は、店舗名がお客様に認知されていないため、多少変更してもマイナスの影響はありません。
店鋪名の付け方
店鋪名を付ける際は以下の点に注意しましょう。
専門店っぽくする
極端な例ですが、「なんでもストア」と「ABCブックス」という店鋪があった場合、「ABCブックス」は明らかに本の専門店だということが伝わります。
本を購入する場合、価格や評価率が同じであれば多くの人が「ABCブックス」を選ぶでしょう。
これは専門店っぽい店鋪名を付けることで、
- 品質が良さそうだ
- 店員にきちんと知識があり信用出来そうだ
という印象を無意識に与えているからです。
このように、取り扱っている商材に合わせて、専門店らしい店舗名を付けるだけで売上はアップします。
素人っぽさを消す
Amazonには個人でも出店できるのですが、購入者の多くはその仕組みをよく知らないので、販売者はみんな「業者」だと認識しています。
全ての商品をAmazon.co.jpが販売していると思っている人も少なからずいます。
ヤフオクやメルカリでは個人間の取引も一般的ですが、Amazonの多くの購入者には、「業者から商品を購入している」という意識があるので個人出品は敬遠されます。
よって、
個人っぽさが出る店舗名は信頼がなく選ばれにくくなります。
以下のような店舗名は控えるべきでしょう。
- IDのまま(論外です。デメリットしかありません)
- 山田商店(名前を入れるとどうしても個人セラー感が出ます)
- なんでもストア(どの商品にも詳しくなさそうです)
愛着が持てる店舗名は大切ですが、店舗名のせいで利益が減っては本末転倒です。
店舗名はよく考えて付けましょう。
店舗名の変更方法
セラーセントラルログイン→「設定」→「出品用アカウント情報」
「出品者の情報」→「編集」
「表示名」に店舗名を入力→「保存」
以上で店舗名の変更は完了です。
最後までお読み頂きありがとうございました。